町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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下川町の森林環境教育〜2023年度の活動まとめ〜

下川町には、認定子ども園、小学校、中学校、商業高校が1校ずつあり、子どもたちが地元の森林の価値について理解を深められるよ...

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森の生活だより

下川町の森林環境教育について〜2021年度活動のまとめ

下川町には、認定子ども園、小学校、中学校、商業高校が1校ずつあり、子どもたちが地元の森林の価値について理解を深められるように、幼・小・中・高15年一貫の森林環境教育を実施しています。
昔から、町の森を緑の財産として守り育ててきた下川町だからこその取り組みです。
多くの子どもたちが高校を卒業すると町外へ旅立って行きます。だからこそ、子どもたちが在学中にふるさとの自然のことを体感したり、地元の大人たちと出会ったりする機会を積極的につくっていきたいと思っています。
この取り組みが、子どもたちが未来を歩んでいく上で、大切な拠り所の1つになることを願っています。

 

下川町の森林環境教育の目的

下川町の森林環境教育の目的は下記の3つです。
1.身近な自然における学びや楽しみを通じて人間的な成長を育む。
2.地域の資源である森林を活かす仕事について理解を深める。
3.森林の役割や地域の取り組みについて考え、持続可能な社会に向けて自ら行動できる人を育む。

 

森林環境教育実施の経緯

2006年、NPO法人森の生活が下川町認定こども園(当時は幼児センター)「こどものもり」を対象に森の中での保育活動「森のあそび」をスタートしました。
2007年には、下川町役場森林担当課(当時は建設林務課)が町の小・中・高校に対し森林環境教育プログラムを実施。森の生活が講師として協力して実施しました。
2009年からは、幼・小・中・高15年一貫の森林環境教育事業として下川町が事業化し、NPO法人森の生活と協働して実施しています。

 

下川町の森林環境教育の特徴

子ども園は月に1回、小・中・高校は学年ごとに年に1回、きるだけ実際に森林や木材加工工場の現場に出かけていく体験型の授業を実施しています。
提供しているプログラムは北欧発祥の森林環境教育LEAFプログラムに基づいて実施しており、森林の持つ生態・社会・文化・経済といった様々な側面についてバランスよく理解を深めることを重視しています。学校の教育課程や単元と関連したプログラムになるように、先生と相談しながら授業案を作成しています。

 

2021年度の下川町での授業一覧

※活動報告に掲載しているものはリンクから詳細の活動内容をご覧いただけます。

▼プログラム名の修正とリンク貼りをお願いします▼

こども園
年少〜年長 森のあそび 月1回
「春のさんぽ」の様子
「秋のさんぽ」の様子

下川小学校
1年生 お気に入りの木を見つけよう
2年生 動物のお弁当づくり
3年生 葉っぱの名前を調べて実生を育てる
4年生 森づくりについて学ぼう(植樹祭)/森・川・海のつながり
5年生 木材の活用について学ぼう
6年生 気候変動と森林

下川中学校
1年生 下川町の林産業の歴史と現状について知ろう
2年生 下川町の木材の活用方法について知ろう
3年生 エネルギー自給と森林の活用

下川商業高校
1年生 枝打ち体験と森林や木を活用したビジネスに理解を深める
2年生 下川の資源を活かし、地域経済やSDGsに貢献するビジネスを考えよう
3年生 課題研究のwhy→what→Howを考える。

▲プログラム名の修正とリンク貼りをお願いします▲

学校ごとの森林環境教育の目標と位置付け

学校ごとに下記のような系統的な目標を持ち、教育課程との位置付けを意識して取り組んでいます。
こども園・・・自然に触れ、感性を養うとともに、たくましい体をつくる。
小学校・・・森が様々な価値(環境、社会、経済)を持っていることを理解する。
中学校・・・下川の林業・林産業の歴史と現在の取り組みを知ることを通じて、町の将来について考える。
高校・・・持続可能な地域経済のあり方について、地域資源の活用や、SDGs・ESGの観点を踏まえつつ、探究し、提案することができる。

森林環境教育の導入の支援も行っております。
我が町でも森林環境教育の導入に取り組みたい!という方はこちらからお問い合わせください。