町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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下川町の森林環境教育〜2023年度の活動まとめ〜

下川町には、認定子ども園、小学校、中学校、商業高校が1校ずつあり、子どもたちが地元の森林の価値について理解を深められるよ...

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森の生活だより

8/30 小学校1年生の森林環境教育を実施しました!

下川町オリジナルの教育プログラム「森林環境教育」では15年一貫で森林についてのいろいろなことを学びます。

小学校1年生では「お気に入りの木を見つけよう」というプログラムを実施しました。

まずは絵本の読み聞かせから。

1冊目は「わたしとあそんで」です。

はらっぱに遊びに行った女の子が虫や動物たちと遊びたくて話しかけるのですが、みんな驚いて逃げていきます。

誰も遊んでくれないので女の子は池のそばに腰を下ろして、静かに水面を見つめているとさっき逃げていった生き物たちが戻ってきて、一緒に遊んでくれるというお話です。

みんなぐっと絵本の世界に引き込まれています。

 

読み終わったら、みんなも一緒に遊びたいものを探しました。

バッタを捕まえた子、すももの実をみつけた子、大きな松ぼっくりをみつけた子・・・それぞれにみつけたものを見せてくれました。

 

そして2冊目「百年たってわらった木」です。

風が吹いても雨が降っても上を向いて立っているかっこいい木がありました。

百歳の木ですが友達ができずに寂しい思いをしていました。

いつもピンと枝を伸ばしたり、肌をツルツルにしていたりしてかっこいい木でしたが、寂しさでうなだれているとなぜか動物たちが寄ってくるようになりました。

うなだれた枝で木陰ができてリスの親子が来たり、こぶがある肌に小鳥が止まりに来たり、ありのままでいることで友達がどんどんできていきます。

「飾らずに、自分らしくいていいんだよ。」というメッセージが込められています。

読み終わったら、森の中に移動していよいよお気に入りの木をみつけます。

自分のお気に入りをみつけたら、観察して絵を描いていきます。

幹はどういうまっすぐ?くねくね?曲がっている?
枝はどうついているかな?はっぱはどんな形かな?

よーく見て描いていきます。

色鉛筆で色を塗って、出来上がったら木にオリジナルの名前をつけていきます。

完成したらみんなで輪になって発表しました。

どんなところが気に入ったのか、どこに生えていたのかなども教えてくれました。

 

そして最後はみんなが大好きな自由遊びです。

こども園時代から森に親しんでいた子ども達にとっては、みくわの森はとても楽しい場所です。

木に登ったり、虫を探したり思い思いに遊んでいました。

 

今回みつけたお気に入りの木に、また会いに来てくれたら嬉しいですね。

みくわが丘の森の木々がみんなを優しく見守ってくれている時間でした。

(ながお)