町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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11/22 森のあそび「冬のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

7/13 もりさんぽ「みんなの知らない粘菌の世界Part2」を開催しました!

年7回、森を楽しむイベント「もりさんぽ」

 

7月のもりさんぽは「みんなの知らない粘菌の世界Part2」を開催しました。

とってもニッチな粘菌ワールドのガイドは町内で粘菌観察を続けている高松峰成さんです。

 

まずは粘菌とはどういう生き物かを教えていただきました。

数億年前から生きているで原始生物で、ずっと変わらない生き方をしているそうです。

ときに動物のように餌を求めて動いたり、ときに菌類のように胞子を飛ばし命をつないだり、、とても不思議な生き物です。

食物連鎖のピラミッドのうち、最下層の分解者である菌類を食べる役割があり、また分解者である虫に食べられたりもします。

他にも、粘菌の一生やどういうところにいるかなど見つけるポイントを教えていただきました。

 

粘菌の基礎知識を頭に入れたら実際の粘菌を見てみようということで、高松さんが発見した粘菌ポイントの観察です。

粘菌はとても小さいので、ルーペやスマホにつける拡大レンズを使って見てみます。

粘菌が見えた瞬間「お〜」と感嘆の声が上がります。

 

次は森の中に入って、粘菌タワーマンションになっている切り株を観察。

 

次は各自で粘菌を探してみました。

先ほど教えていただいた粘菌がいそうなポイントを中心に探し、見つけたら目印の棒を立ててみんなで見てみます。

今回はタイミングよく前日に雨が降ったので、粘菌ワールド初心者の方でも見つけることができました。

見つけた粘菌コレクションはこちら

 

観察を終えて森を出てくると、普段見ている景色がとても大きく感じられるという不思議な感覚です。

それだけ粘菌ワールドは小さいということですね。

地面に這いつくばって観察している姿はなんとも言えませんが、楽しかったです。

 

最後は粘菌ポーズで集合写真

 

まだまだ謎多き粘菌の世界をたまに覗いてみようと思います。

ご参加いただいたみなさん、講師の高松さん、ありがとうございました!

 

(ながお)