町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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森の生活だより

森の精油づくり

先日、森の精油づくりのガイドをさせていただきました。
ガイドと言っても新米なので後ろをついて行っていただけですが。。。笑

あいにくの天気でしたが、皆さんサクサク進んでいきます。
写真を撮っていると置いていかれそうになります。笑


 

 

雪が降ってきて大変かなと思ったのですが、森の雰囲気が神秘的ですごく癒されました。

 

 

 

 

ある程度登ったら、精油づくりのための材料集めです。
材料はトドマツの枝葉、皆さん普段は滅多に使わないノコギリでギコギコと、最初は四苦八苦してましたが…

 

 

 

 

こんなにたくさん取れました。笑

 

 


 

 

材料も揃い、後は帰るだけなのですが、、、

皆さん今夜はバーベキューをされるとのことだったので春の味覚、山菜をプレゼント。

四季折々でいろんな山の姿がありますが、この時期は美味しい山の時期ですね。

 

 


 

 

山菜も集めたところでいよいよ本番、精油づくりスタートです。

 

 


 

 

採ってきた松の枝を瓶に詰めて、IHコンロに置いたら蒸留スタート。
ここから1時間ほど蒸留し続けます。

 

 


 

 

皆さん待ち時間おしゃべりしたり、買い物したり…
中にはギターを弾く人も

 

 


 

ちなみにこのギターは下川のニレという木からできてるんですよ。

なんて楽しんでるうちに、芳香蒸留水が溜まってきました。
よーく表面を見てください。薄い層ができてるのがわかりますか?

 


 

 

これが精油、エッセンシャルオイルです。

エッセンシャルオイルと芳香蒸留水を分離させるのですが、これがとても難しいです。
なので皆さん真剣。

最後には一滴一滴減らして、オイルが流れてしまわないように微調整です。

 

 


 

 

しかし、皆さんお上手で見事に完成しました。

一番手前の茶色い小瓶がエッセンシャルオイルです。この瓶に少しづつしか入ってないんです。とても手間暇がかかってます。
ちなみに奥にある透明のボトルは芳香蒸留水と言って、エッセンシャルオイルを作る過程で出てくる副産物です。なんとこれ、化粧水などにも使えるんですよ。
無駄がないですね。

 

 


今回は四名の方に体験していただきました。
皆様のご参加お待ちしております。

大西 遼佑  (おおにし りょうすけ)

兵庫県神戸市出身。初めての北海道生活を満喫しています。知らないことばかりですが、一つづつ新しいことに気づいていくことがとても楽しいです。これからは山スキーや釣り、DIYなど新しいことにどんどん挑戦していきます。