森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施しています(プログラムは森林環境教育LEAFを参考に作成しています)。昨年度のまとめはこちら。
こども園では月に一回程度、森のあそびというプログラムを実施しています。
1月・2月の冬の活動は、いつもの活動場所であるみくわが丘を飛び出して五味温泉体験の森へ。
冬ならではのしりすべりを楽しみます!
おうちの方に作ってもらった米(肥料)袋そりをもって、まずは活動場所まで雪の森を歩いていきます。
針葉樹の葉っぱに積もった雪のシャワーをあびたり、雪上に残された森の生きものたちの足あとを楽しんだりしながら進みます。
事前の下見で大人たちが「登れるかな…」と心配していた、ちょっと急な坂もなんのその!たくましい!!
活動場所に到着したら、いざ、しりすべり!!!
写真だとそうは見えないのですが、実はこのコース、結構高さがあってスピードもそれなりに出ます!
それでも子どもたちは怖がらずにどんどん滑っていきます。
くるっと回って後ろ向きになっちゃったって……
逆さまになって顔に雪がかぶっちゃっても、大笑い!さすがは道産子です。
(もちろん、ちょっとテンションが下がってしまう子もいました)
滑ったあとにコースのてっぺんまで戻るのは、大人でも登るのがちょっと大変。
雪に足をとられながらも、ぐんぐん登る子どもたちの姿に感心してしまいました。
しりすべりを充分楽しんだ子たちは、雪だんごを作ったりお友達を雪にうめてみたり、思い思いの雪遊びを楽しんでいました。(写真がなくてすみません)
こうして自分で選んで自由に遊べるのが、とてもいいなと思います。
しりすべりは楽しいですが、普段の森のあそびよりもちょっと危ないもの。先生方に協力していただきながら、いつも以上に安全面に気をつけながら行いました。
冬はどうしても外遊びの機会が減ってしまいますが、寒くても、服装や足元をしっかり準備すれば、こうして快適に遊ぶことができます。
冬の森には他の季節では味わえない良さがたくさん詰まっているので、子どもたちがそれを感じてくれていたら、とても嬉しいです。
2月も雪の森でしりすべりを中心に遊びます。今年度最後の森のあそび、思いっきり楽しもう!!!
(たなか)