町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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下川町の森林環境教育〜2023年度の活動まとめ〜

下川町には、認定子ども園、小学校、中学校、商業高校が1校ずつあり、子どもたちが地元の森林の価値について理解を深められるよ...

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森の生活だより

みくわが丘のパイプハウス「 みんなのアジト化大作戦!!」

みくわが丘では、活動フィールドの整備を、みくわが丘を利用するメンバーと一緒にやっています。

これまでに薪小屋や東屋、バイオトイレ、ツリーテラス、森の中や畑の道などを作ってきました。そして今回は、屋外活動の拠点となるパイプハウスのスペースを、今よりももっと利用しやすく、みんなの基地のような場所にするために「みんなのアジト化大作戦!!」を実施することになりました。

何があったらいいか、どんなことができたらいいか、をみんなで相談して決めるところから始め、「あったらいいもの」を参加型DIYワークショップで作っていく計画です。

 

まずは、みんなで話し合い。

事前のヒアリング内容をもとに、どういう場にしていくかを決めていきます。

 
「いろんなことに使えるように、フレキシブルな空間だといいね。」
「小さい子と一緒に使うには、小上がりや着替えスペースが欲しい!」
「本棚に木や動植物などの図鑑が置いてあって、すぐに調べられるといい。」

などなど。
それぞれの活動によって、いろいろな意見が出てきました。

 

そして、話し合いの結果、あったらいいものが決まりました!

小上がり、着替えスペース、本棚、折りたたみ式のテーブルやイス、活動に使うものをしまっておける収納棚、黒板などです。
そして、これら中からDIYで作れるものをワークショップで作ることにしました。

 

DIYワークショップの講師には、下川で木とDIYをのある暮らしを広める活動をしている「デクノボー」の山口駿人さんに来ていただきました。

みんなで相談した「あったらいいもの」を山口さんに設計していただき、4日間のワークショップを開催して、たくさんの人に参加してもらって作ることができました。

 
 
小上がりは、土台から。
子どもたちが安心して使えるよう、しっかりと作りました。

下川産トドマツのやさしい床ができ上がりましたよ。

 

テーブルやイスは、使わないときはしまっておくことができる組み立て式に。
イスの座面には、下川産の広葉樹を使って、木の板の名前当てもできるようになっています。

 

奥の壁にも、下川産トドマツを貼って木のある空間が出来上がりました。

 

「みくわの日」とDIYワークショップの同時開催もし、大人も子どももたくさんの人に参加して作ってもらうことができました。

 

まだまだ完成ではなく進化の途中ですが、みくわの日やワークショップなどの利用で好評いただいています。

使いやすく、そして親しみを持って来たくなるような場になるように、みくわが丘の場づくりを今後も続けていきたいと思います。

(なりた)