美桑が丘は、森の生活が指定管理者として管理運営を行っている小さな森です。
関わる人たちで場づくりをしていくことを大切にしながら、地域の人と一緒に美桑が丘で活動を続けています。
年に2回「みくわ会議」を開き、やりたいことを話し合っています。
その中で、
もっと森の中でみんなが過ごせるようになるといいね。
どうすれば、森の中でゆっくりできるようになるかな…?
という話題がよく上ります。
椅子やテーブルがあったらゆっくりできる?
ツリーテラスがあったら森に行きたくなるんじゃない…?
そこで、美桑が丘にツリーテラスを作ったらどうかを、実際に森を見ながら考えるワークショップを開催しました。講師には、北海道各地で素敵なツリーテラスを作っている陣内雄さんをお招きし、まずはツリーテラスや森のお勉強。
ここは見晴らしがいいね。
うーん、でも木がちょっと細いかな…15年後ならいいかも。
この木はどうだろう。
よさそうだね。
測ってみようか。
この場所だと森の中にある感じでいいね。
森に入った時は見えないけど、道を曲がると見えてくるのもいいね。
ここを第一候補にしよう!
こんな感じでツリーテラスを作れる木を探し、どんな風にツリーテラスを使うかイメージしながら森を歩きました。
ツリーテラスのことだけでなく、美桑が丘で一番大きい木の周りに集まって、枝の張り方から今後の森の成長や手入れの仕方を考えたりなど、普段気づかない森の見方なども教えてもらえてとてもいい時間になりました。
ツリーテラスを作るかどうかはこれからみんなで考えていきますが、イメージも膨らみ話し合いも盛り上がりそうな予感がしています。

美桑が丘も担当するようになって3年目。みんなが活動しやすくなるような場づくりを考えて、必要なものを自分たちで作っていく仕事は大変さもありますが、とても楽しくやらせてもらってます。これまでに、薪小屋、東屋、バイオトイレなど作ってきました。ツリーテラスも作れるといいな。