森の生活では、下川町オリジナルの教育プログラム「森林環境教育」を、幼児〜高校生までの 15年一貫で実施しています。
認定こども園では月に一回程度「森のあそび」を実施しています。
今回は「夏のさんぽ」です。
森のあそびはいつもは美桑が丘の森をフィールドとしていますが、今回は市街地の安原公園で散歩しました。
まずはクラスごとに公園内をぐるり一周して自然観察です。
上を見たり下を見たり、匂いを嗅いだり、葉っぱを触ったり、歩きながら見つけたものをどんどん虫かごに入れていきます。
赤い葉っぱを見つけて「秋の葉っぱがあった〜」と虫かごに入れています。
飛んでいるチョウチョを被っていた帽子で捕まえようと、みんな帽子を手にして追いかけています。
残念!逃げられた〜
桑の実を触ったら、手に色が付いたよ!と見せてくれました。
そして、年長クラスと年中クラスが合流して、どのようなものを見つけたかみんなで共有します。
白い紙の上に虫かごの中身を開けてみると、葉っぱ、クローバー、お花、桑の実、松ぼっくり、いも虫、ダンゴムシ、木の種などいろいろなものが入っていました。
最後は自由あそびです。
公園内には小さな噴水と池があります。
水の中に生き物がいないか探したり、見つけたものを拾ったり思い思いに遊んでいました。
何かいるかな?
赤い実を松ぼっくりの隙間に入れたい!と言って、松ぼっくりを拾っています。
「ここに何かいるよ!」「どこどこ〜?」と水の中に生き物を見つけたようです。
先生が白樺の果穂を拾ってきてバラバラにして「中に蝶と鳥がいるよ」とみんなで見てみました。
蝶と鳥は見つけられたかな?
みてみて〜!ダンゴムシ見つけたよ!
みてみて〜!頭の上にバッタが乗ったよ!と嬉しそうに教えてくれました。
最後に「今日の森のあそびはどうだったかな?」と問いかけるとみんな「楽しかった〜!」と答えていました。
安原公園はあまり広くはありませんが、ゆっくりと歩いて自然観察をするとあっという間に時間が過ぎていきます。
このように市街地の公園でも自然を感じることができるのはとてもいい環境ですね。
次の森のあそびではどんなあそびをしようかな、と今からとても楽しみです。
(ながお)