自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

10/16もりさんぽ「廃線をゆく」を開催しました!

年7回の森を楽しむイベント、もりさんぽ。
今回は「廃線をゆく」です。

森林の町、下川には昔、森林鉄道がありました。

森林鉄道は山で切り倒した木を平地へ運搬するために作られました。
多い時には線は7つありました。
それぞれ3年〜30年使用されましたが、昭和37年にはその役目を終えて全線廃止となっています。

その森林鉄道の痕跡が今も残っているのですが、何がどのように現存しているのでしょうか?

はじめに参加者の皆さんには「ふるさと交流館」へ集まっていただき、町の学芸員さんに森林鉄道が活躍していた当時の様子をお聞きしました。

そしてこちらの写真は当時の森林鉄道にまつわる貴重な写真です。地元出身の参加者の方が見せてくださいました。幼少期に実際に森林鉄道を見ていらっしゃっていて、お話も少し聞かせていただきました。

皆様から様々な質問が飛び交い、森林鉄道のイメージが膨らんでいった様子でした。

そしてふるさと交流館をあとにして、いよいよ森林鉄道の痕跡を探しに出発です。

川沿いを歩いて行きます。

秋もまっさかりなこの時期、赤や黄色に色づく葉を眺めたり、どこからともなく香ってくる甘い匂い(カツラの香り)を感じたり、鳥のさえずりに耳をかたむけたり。
鹿の足跡もありましたよ。

そうこうしているうちに目の前にコンクリートの塊が現れました。
目的地に到着です。

これは森林鉄道の列車が川を渡るために作られた橋台です。

少し進んでいくと向こう岸にも橋台が見えます。
川の中にある部分は橋脚でしょうか。

何十年も前に鉄道がここを走っていたんですね。
今は川が流れる音しか聞こえませんが、当時は列車が走る音で賑やかだったのでしょうか。

このようにひっそりと残っている廃線の跡はまだまだあるようです。
普段は気づかないだけで実は森林鉄道のなごりだった、ということもあるかもしれません。
地図を片手にあちこち探してみるのも楽しいかもしれませんね。

(もりさんぽサポートスタッフ・やまぐち*下川町民歴3年)