名寄市立大学社会保育学科の1年生がみくわが丘で冬のデイキャンプを、2年生が体験の森で森林ウォークをしました。
1年生は春と秋に続いて、3回目のデイキャンプです。
デイキャンプは学生のキャンプリーダーが企画・運営をしていて、毎回違うレクが用意されています。今回はチーム対抗で段ボールでそりすべりです。
自分達の乗るソリは段ボールで手作りして、タイムなどを競いました。
レクのあとはお楽しみの昼食づくり。今回のテーマは「郷土料理」です。
班の中で何を作るか決めて、買い出しと火起こしに移ります。
名寄の煮込みジンギスカン、室蘭のカレーラーメン、岩手県のひっつみ、北海道名物の石狩鍋など、それぞれとても美味しく出来上がりました。
気温が−8℃ほどと冷え込みましたが、寒さを利用してデザートにアイスクリームを作っている班もありました。
午後はみくわの時間です。みんなでみくわの森を散策してから、森の中で一人になって静かな時間を過ごします。
感想を聞いてみると「日常では慌ただしく過ごしていることに気づいた」と言っていました。
2年生は五味温泉裏手の体験の森で、2年間の授業の締めくくりである「森林ウォーク」をしました。
スノーシューを履いて出発です。
途中、ホップの実やトドマツの匂いを嗅いだりしながら森の中を進んでいきます。
白樺の木立の中で記念撮影
「静寂の時間」というテーマで、バラバラになって森の中に佇む時間を設けました。
雪の上に寝っ転がったり、座ったり、思い思いの時間を過ごします。
「風がなくても、木の上の方が揺れていることに気付いた」とのこと。
そのあとは隣接する牧草地に移動し、雪原ではしゃぎながら戻ってきました。
1年生も2年生も将来、保育士になったときに、この時感じたことや学んだことを活かしてくれるといいな、と思いました。
(ながお)