自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

もっと詳しく

町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

もっと詳しく

顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

もっと詳しく

4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

続きを読む

森の生活だより

8/16-20 岐阜県御嵩町 環境未来都市交流を開催しました!

環境モデル都市として下川町と交流がある岐阜県御嵩町の中学生と高校生が来町し、環境都市交流を開催しました。

1日目

台風10号の影響で飛行機が2時間遅れで到着。まずは無事に到着したので一安心です。

2日目

下川町の取り組みを勉強していきます。

まずはおうるで谷町長の挨拶から始まりました。

続いて上名寄の農業・佐藤導謙さんから下川町開拓の歴史や林業・農業についてのお話を伺いました。

下川町は岐阜県からの開拓者によって開拓され、佐藤さんはその末裔に当たります。

町内には名寄川にかかる「岐阜橋」という名前の橋があります。

 

中学校の見学では、下川中学校の生徒に学校案内をしていただきました。

御嵩町の中学生は自分の通う中学校と違うところなどを比較していました。

 

午後からは下川の林産業に関する勉強です。

貯木場を見たり、フォレストファミリーで木材の加工についてお話を伺ったり、循環型森林経営やゼロエミッションに対する理解を深めていきます。

そのあとは、町内の木工作家である森のキツネさんを講師としてお迎えし、バードコールづくり体験をしました。

 

3日目

この日は実際の下川の森を見てみよう、ということで五味温泉の裏手に広がる体験の森で森歩きをしました。人工林と天然林の違い、森林に生えている植物などについて学びます。

そしてみくわが丘に移動して、間伐体験です。

カラマツの中で、生育状況が悪いものを間伐します。初めての間伐作業に悪戦苦闘しながら、無事に間伐できました。

その間伐した木を使って炭焼きをします。今回は一斗缶を使っての炭焼きです。

間伐した木を玉切りして、一斗缶に詰めて蓋をします。蓋が飛ばないように針金を巻いたら準備完了。

火起こしをして先ほどの一斗缶を火の中に入れます。今回は森歩きで拾ってきた松ぼっくりやくるみなどで飾り炭にも挑戦です。

炭焼きの待ち時間には木子精さんに箸づくりを教えていただきました。

箸づくりが終わって、飾り炭を開封します。蓋を開けて材料を包んでいたアルミホイルを開くと・・・松ぼっくりやくるみ、ウドの花などがちゃんと炭になっていました!

木炭の方はまだ加熱中で、開封は次の日になります。

 

4日目

今日は一の橋地区の見学です。

集住化住宅やバイオマスボイラー、しいたけ栽培施設、ソーリー工房など一の橋地区を巡ります。

市街地に戻ってきて高校生は下川商業高校を訪問し、中学生はクラフト蒼さんでバターナイフづくりをしました。

その後、みくわが丘で前日に作った木炭を開封です。

一斗缶の蓋を開けると・・・

木炭ができていました!

自分達で間伐した木材から炭を作るという一連の作業が達成感があり、みんな喜んでいました。

今日の晩御飯は、この木炭を使って下川の中学生との交流バーベキューです。

みんなで準備をして

いただきまーす!

一の橋でパック詰めしたしいたけも美味しくいただきました。

 

5日目

最終日はこの4日間のふりかえりです。

今回の交流事業で感じたことや下川で学んだことから御嵩町で何ができるかを考えます。

各自で紙にまとめて発表しました。

 

交流事業は4泊5日と長い行程でしたが、長かった分だけ下川の循環型森林経営やゼロエミッションの林業、まちづくりなどについて深く学べたと思います。御嵩町に戻ってから、自分の暮らしに取り入れられることなどを実践してもらえたら良いですね。

(ながお)