自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

下川中学校2年生の職場体験学習を行いました

12月6日(水)、下川中学校2年生が「職場体験学習」として、グループに分かれて町内の様々な会社で仕事を体験しました。森の生活は、そのうち木材加工などの林産業社への職場体験をコーディネートさせていただきました。

 

まず、午前はクラフト蒼(そう)の職場体験として、木工作家・臼田さんに教えていただきながら作品の製作工程の一部を体験させていただきました。

 

 

初めて見る機械や道具に戸惑いつつもコツや注意点を教わりながら時間をかけて丁寧に作業を進めます。作業に集中する姿はまるで職人のようでした。

 

 

午後は、下川フォレストファミリー株式会社で木材の積み替え作業を体験させていただきました。

作業の前に工場内の様々な機械設備を案内していただき、細い木であっても接着剤などで集成材にすることで建物を支えるほどの強度の高い構造材にできたり、溝を付けてフローリングなどの内装材に加工できることを学びました。

 

 

そして、いよいよ仕事の体験です!

薄い板材を積む軽作業ですが、いかに4人で効率よく動けるかを試行錯誤しながら進めます。声や目で合図を出して息を合わせたり、数秒の待ち時間の間に次の動きの準備をしたり、一見単純に見える作業でもチームワークや考える力が鍛えられます。

 

 

作業後、最後に生徒たちが職員の方に勤務時間や仕事の中での楽しい時・辛い時などを質問し、お互いに体験の感想を共有して今回の体験学習を終えました。

 

 

今回の体験を通して、仕事の楽しさと厳しさの一端を学んだだけでなく、森で育てられた木が木材に、そして商品になるまでの間にたくさんの人の手間と想いがかけられていることを感じてもらえたらと思います。

 

 

 

 

藤原 佑輔 (ふじわら ゆうすけ)

北海道札幌市出身。大学卒業後、書店員、公務員勤務を経て、2017年4月に下川に移住。より自然が身近にある暮らしを求めてやってきました。下川町民としてはまだ駆け出しの身。人や自然の新たな魅力を発見する毎日を楽しんでいます。