自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

もっと詳しく

町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

もっと詳しく

顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

もっと詳しく

4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

続きを読む

森の生活だより

動物と人間の関係について考える

6/20に下川商業高校にて森林環境教育を行いました。

今回は初めての試みとして、動物と人間の関係についての講義&フィールドワークでした。
ちなみに真ん中に置いてあるのは奥が「ヒグマ」手前が「エゾシカ」の革です。

今回はこの二種類の動物にフォーカスを当ててお話ししました。

ここは下川一の橋地区にある「下川フィードサービス」という飼料用のデントコーンを育てていらっしゃる農家さんです。

ここでは毎年鹿と熊による食害が多発している地域です。

こちらの初代社長の松岡さんに食害についてのお話をお伺いしました。

 

 

次に向かったのが町有林の林業被害現場です。

ここでは鹿やクマなどが樹皮を剥がしてしまい、木が枯れてしまう被害が起こっている地域です。

 

ちょうどこの手の先から下の方が樹皮が黒くなっているのがわかりますか?

これが鹿による樹皮剥ぎです。

 

 

そして、当団体の麻生です。実は麻生は下川でハンターとしても活動しています。

 

このように各森林に関わる人々から見た熊や鹿の存在とはどのような存在なのかを学習しました。

 

 

そして、その内容を踏まえて人間の立場、鹿の立場になってディスカッションを行いました。今後人間と動物たちはどう関わっていったらいいのでしょうか。。。

人間サイドが「シカたち増えすぎなんだよ」というと、シカサイドも「お前たちの方が増えすぎだろ!」と…他にも「鹿も犬や猫みたいにペットだったらもっと人間の考え方もかわるんじゃないか?」など、この答えのないディスカッションが心に残って、鹿やクマを見る目が少しでも変わるといいなぁと思います。

 

大西 遼佑  (おおにし りょうすけ)

兵庫県神戸市出身。初めての北海道生活を満喫しています。知らないことばかりですが、一つづつ新しいことに気づいていくことがとても楽しいです。これからは山スキーや釣り、DIYなど新しいことにどんどん挑戦していきます。