下川町には子ども達が様々な体験や経験を得る活動、安全・安心な居場所作りとして小学生対象の「キッズスクール」があります。
今年度から森の生活が下川町教育委員会から事業を受託し、企画・運営をしています。
12月のキッズスクールの様子をレポートします!
12/5 渓流太鼓体験
下川町の伝統芸能である「渓流太鼓」を体験しました。
講師は下川渓流太鼓の押田さんです。
今回は太鼓ということで気合を入れるためのねじり鉢巻をしました。
はじめに太鼓は何でできているかや渓流太鼓にまつわるお話しを聞きます。
そのあとはいよいよ太鼓に触れます。
バチの持ち方や太鼓の叩き方など、基礎を教えてもらってから「鼓群」という曲を練習します。
太鼓は楽譜がないので、口で叩くリズムを言いながら覚えて、実際に太鼓を叩いてみます。
一曲をいくつかのパートに区切って覚えていきます。
曲の途中や最後に決めるポーズもカッコよくなるように練習しました。
最後は通して演奏し、その様子を動画に収めました。
終わったら、その動画をみんなで見てみます。
演奏に納得がいかなかったのか、「もう一度やりたい!」と全員から声が上がりました。
ということで、もう一度演奏して動画を撮りました。
その動画を確認して、みんな満足気な表情でした。
みんなで一つのものを作り上げた達成感もあり、それぞれが力強く太鼓を叩いて演奏している姿がカッコよかったです。
講師の押田さん、ありがとうございました!
12/12 クリスマスリースづくり
もうすぐ楽しみなクリスマス。
フレッシュなモミの枝葉と野草のドライフラワーを使って、本格的なクリスマスリースを作りました。
講師はフローリストのちかさんです。
まずはリースの作り方の説明を聞いて、作業開始です。
野草のドライフラワーを選んで、モミの枝葉と組み合わせて小さい花束を作っていきます。
小さい花束を8個作ったら、リースの土台にくくりつけていきます。
ドライフラワーは色々な種類があり、まさに素材バイキング。
選ぶのに迷っています。
小さな花束を作るときと、土台にくくりつけるときはぎゅーっと力を入れて麻ひもを結ばなければならないので、低学年の子は少し苦労しています。
サポーターさんに手伝ってもらいながら、真剣な顔で作業をしています。
わからないところや迷っているところは、講師のちかさんのアドバイスを聞いて仕上げていきます。
時間がギリギリになってしまいましたが、何とかみんな完成!
できあがったリースを持って、集合写真!
少し疲れたようですが、みんな楽しく自分だけのオリジナルリースを作って満足気でした。
おうちに帰ってから、飾ってくれたかな?
きっとサンタクロースもみんなのリースを見て、驚いたことでしょう。
講師のちかさん、ありがとうございました!
12/26 運動あそび
冬になるとどうしても家の中にこもりがちになり、運動不足になります。そこで思いっきり身体を動かしてあそぼう!という企画です。
今回は講師に子ども体づくりベーシックインストラクターの竹本礼子さんをお呼びしました。
まずは体育館の中をぐるぐる走ってウォーミングアップ
竹本さんがじゃがいも!と声をかけるとその場に止まってしゃがんで身体を縮めます。
他にもポテトチップス!フライドポテト!などそれぞれの掛け声に合わせてポーズを取ります。
段々と身体が温まってきました。
次はボールを使います。
ボールの上に片足を乗せたり、頭の上にボールを載せて走ってみたり、股の間にボールを挟んでぴょんぴょん跳んだり、取り合いをしたり、、
一つのボールがあるだけで、遊びの幅がどんどん広がります。
他にも風船を膨らせて、それを使って身体を動かしたり
チームに分かれてマーカーコーンのひっくり返し対決をしたり、
けんけんぱや跳び箱などを組み合わせたアスレチックがあったり
特にアスレチックは人気があり、「まだまだやりたい!」と声が聞こえてきました。
最後はみんなで集合写真
活動時間は1時間15分程でしたが、ほぼノンストップで運動あそびをしました。
初めから終わりまで、楽しく活動できました!
講師の竹本さん、ありがとうございました。
(ながお)