下川町には子ども達が様々な体験や経験を得る活動、安全・安心な居場所作りとして小学生対象の「キッズスクール」があります。
今年度から森の生活が下川町教育委員会から事業を受託し、企画・運営をしています。
10月のキッズスクールの様子をレポートします!
10/8 やきいも会
10/7に予定していたやきいも会ですが、雨天のため翌日に延期。
前日とは打って変わって、いいお天気になりました!
まずは芋を準備する班と火おこし班にわかれて作業開始です。
芋を準備する班はみくわが丘の畑にじゃがいもを拾いに行きます。
土の中を探して大きめのじゃがいもをカゴに収穫
水道でよーく洗って、新聞紙とアルミホイルに包んでいきます。
さつまいもは購入したものをじゃがいもと同様に包んでいきます。
少ない人数で頑張って準備したよ!
火おこし班は消火用の水を汲むところからスタートです。
マッチと薪を使って、うまく火おこしできるかな?
スタッフが付き添いますが、初めは口出しをせずにみんなで頑張ってもらいます。
何度かチャレンジするもののうまく行かず、スタッフが火おこししました。
無事にたき火ができたところで、準備しておいたいもを火の中に入れます。
焼き上がりまで約40分あるので、その間は自由あそびにしました。
森の中に行ってツリーテラスに上がったり、キノコを見つけたり、キンドリングクラッカーで薪割りをするのも人気でした。
そうこうしているうちにおいもが焼き上がりました!
熱々を切り分けて、みんなでいただきます!
「おいしい!」「もっと食べたい!」とあっという間に無くなっていきます。
頑張って準備したし、森の中で遊んだし、お腹が空いていたんだね。
たくさん食べて、お腹いっぱいになったら最後は片付けです。
バケツの水をたき火にかけて、消火します。
じゅ〜っと音を立てながら、煙がもくもく
ちょっと多いかなというぐらい、しっかり水をかけて火を消しました。
こども園時代の森のあそびでもやきいもをしますが、もうみんなは小学生なので、いもの準備や火おこしなど少しレベルアップしたやきいも会でした。
次回は火おこしができるようになったらいいね!
10/17 自由工作
5月の初めましての会でも人気だった「自由工作」です。
今回はどんな作品が生まれるかな?
机の上に広げられた材料を見て、「うわ〜、何を作ろう?」と迷いながらもワクワクしています。
材料を選んで、机に戻って作業開始です。
それまではワイワイガヤガヤしていましたが、作業のときはみんな真剣。
自分の作りたいものを一心に作っています。
制作タイムのあとは発表タイムです。
1人ずつどんなものを作ったのか、工夫したところや難しかったところも発表してもらいました。
毛糸や画用紙、紙コップ、モール、テープなど、限られた材料でしたが、どの作品も力作揃いで、個性的な作品が生まれました。
中には1人で複数個、作品づくりをした子もいました。
スタッフ一同、みんなの自由工作に対する熱量がすごいなぁと感心!
出来上がった作品は10月の末に行われた町民文化祭で展示しました。
10/24 鬼ごっこをしよう!
久しぶりの定員なしのプログラムです。
今回は小学校の体育館で思いっきり鬼ごっこ!
まずは「しっぽ取り」から。
「おに」を決めて、スタッフお手製のしっぽを装着したら、始まりです。
おにの目を避けてうまく逃げ続ける子や全力で逃げている子がいたりでなかなか勝負がつきません。
ある程度の時間が経ったら、だんだんと範囲を狭めていきました。
次は「こおりおに」
おに役はなぜか毎回争奪戦です。
おににタッチされた子はその場で氷のように固まり、味方にタッチされたら氷が溶けてまた走り始めます。
広い体育館では無限こおりおにになってしまうので、こちらもある程度の時間が経ったら、だんだんと範囲を狭めていきました。
最後は「だるまさんがころんだ」です。
「だるまさんがころんだ」の掛け声が終わったときに動いた子は、どんどんと鬼に捕まえられていきます。
味方がおににタッチしたら、みんなで一斉に逃げます。
約1時間、全力で3種類のおにごっこをしてみんな疲れたようですが、最後には「楽しかった!」の声がたくさん聞こえてきました。
またみんなでおにごっこできたらいいね!
10/28・29 町民文化祭に出展
下川町公民館で行われた町民文化祭に「キッズスクール」として出展しました。
8月のストーンアート、9月の陶芸、10月の自由工作の作品の他、毎月発行しているキッズスクール通信や通信に載せきれなかった写真等を展示しました。
キッズスクールは小学生が対象なので、町民の皆さんにキッズスクールの活動を知っていただく良い機会となりました。
(ながお)