年7回、季節ごとの森を楽しむイベント「もりさんぽ」
7月のもりさんぽ第1弾は、「化石さがし」を開催しました。
公民館に集合し、バスに乗って名寄川河原へ。移動時間は5-10分ほど。
バスを降り、川の手前の草むらまで歩いたら、化石についてのお話を聞きます。
このあたりで発掘することができるのはおよそ1100万年前の植物化石。
あまりにも長い年月で想像がしづらいですよね。
頭の中で、100万回生きたねこ何匹分だろう、とよくわからない単位で考えたりしました…笑
今回化石さがしを行うのが川のすぐそばということで危険が伴うため、安全管理の園部さんから注意事項をお聞きします。
ライフジャケットを着用したら、ロープを伝って河原に降りていきます。
河原に降りてタガネとトンカチの使い方を軽く教わったら、早速化石さがしに取り掛かります。
化石周りの岩石を層に沿ってはがし、点在する黒い化石を取り出します。
むむむ… もう少し!
とれたね!良い表情をしてらっしゃる…!
「見て!お父さんがとってくれたの」
これは何だろう…?
まっくろくろすけの化石かな?
こんなにたくさん掘り出した方も!
こちらは葉脈が綺麗に出ていますね〜
いたる所に綺麗な模様が。
周辺の地面は層がはっきりと分かれていて、層と層の間にタガネを差し込んで剥がす作業がクセになります。
今回発掘を行なったのは10メートルほどの狭い範囲ですが、掘る位置によって出てくるものが異なります。こっちでは広葉樹の葉が、あっちでは木の枝が、そっちでは背の低い葉が、といった具合に。
最後は、掘り出した化石を持って記念撮影!!
とても暑い中での化石さがしでしたが、楽しんでいただけたでしょうか?
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
次回のもりさんぽは、7/22「みんなの知らない粘菌の世界」。
謎に包まれたミクロの世界へ飛び込みましょう。
(もりさんぽサポーター みーちゃん)