自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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5/21 森のあそび「親子えんそく」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

下川中学校3年生 下川町のまちづくり 授業を行いました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施しています(プログラムは森林環境教育LEAFを参考に作成しています)。昨年度のまとめはこちら

今年度の中学校3年生の課題は「下川町のまちづくり ~ゼロカーボンについて理解し、持続可能な下川のまちづくりについて、社会の創り手としてできることを考える~」。初めて取り組む内容です。

下川町は2022年3月に「ゼロカーボンシティしもかわ」を宣言し、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロの実現にむけて、ビジョンや具体的な取り組みを考えている真っ最中です。このタイムリーな町の課題に、ぜひ中学生の目線で参加してもらいたいと、先生方と相談して進めていきました。

授業の始まりは「ゼロカーボンって、なに?」

ゼロカーボンってどういうこと?なぜ必要なの?
地球温暖化って何だっけ?温暖化によって何が変わる?どうして温暖化が起こるの?エネルギーはなぜ必要?
この授業は何のためなのか、基礎の情報を整理していきます。

その後 ゼロカーボンアクション30 を参考に、生徒たちは自分が調べたい、興味のある分野を選択し、“再生可能エネルギー” “エネルギーの見える化” “ものづくり・ファッション” “食・ゴミ”の4グループに分かれました。

次は 町内で行われている活動を実際に見て、話を聞き、自分たちには何ができるか?を考えていきます。大切にしたのは【考えるだけではなく、行動する】こと。

下川町役場ゼロカーボン推進室の職員さんからは、町のエネルギー利用・二酸化炭素排出量の現状と、町が実施している取り組みについて説明を聞きました。

再生可能エネルギー、エネルギーの見える化グループは、牛の糞尿からメタンガスを抽出して発電・熱利用をする“バイオガスプラント”のある町内の牧場を見学。メリットやデメリット、なぜこの取り組みが必要なのか?もうかがいました。さらに携帯型のソーラーパネルを町民の方からお借りして、学校内に設置し発電実験を行いました。

ものづくり・ファッション、食・ゴミグループは、町内のゴミ処理の現状を確認します。
ゴミは生活の中で身近でありながら、自分の出したゴミがその後どうなっているか は、意外と知らないものではないでしょうか?

ゴミを減らすことを目的に作られた町営のリサイクルショップ「ばくりっこ」(ばくる は北海道の方言で 交換する という意味です)の見学、余りがちなエコバッグを集めて町内のスーパーなどで自由に使える仕組み「シモカバ」に取り組む町民の方のお話し、学校給食の残渣の調査なども行いました。

実際にエコバッグを作ったり、学校給食についてのアンケートを作成して中学校と小学校で実施し、給食が残ってしまう原因を調べて改善方法を考えました。

3か月にわたって取り組んだ締めくくりとして、授業の最後には下川町議会議場において、町長・教育長・議長への発表を行いました。
ただ見聞きし調べたことだけではなく、生徒たち自ら行動したことでたどり着いた考えを聞くことができ、とても堂々とした素晴らしい発表でした。

この授業は森林環境教育の時間だけではなく、総合的な学習・まちづくり学習・ふるさと学習などの時間をあわせて行っています。この長い時間があるからこそ、自ら課題を設定し、調査しまとめて、自分の考えを持ち人に伝えるという、探究学習として実施することができます。

協力して下さったたくさんの地域の方はもちろん、生徒たちにとってどうしたら実りある学習になるだろうか?と考えて授業を計画し、支援をされていた先生方の存在なくしては、できない授業ではないでしょうか。

持続可能な生活や地域という課題は、この先誰でも、どこに住んでいても直面することでしょう。その第一歩として、この授業が少しでも生徒たちの心に残ってくれたら嬉しいです。

新しいチャレンジに加わらせていただき、私たちも多くの学びを得ることができました。
この学びをたくさんの子どもたちに返せるよう、来年度も頑張っていきます!!

(たなか)