自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

9/5 もりさんぽ 秋のきのこ観察会を開催しました!

9/5にもりさんぽ 秋のきのこ観察会を開催しました。

今年は残暑が厳しくきのこの発生が危ぶまれましたが、お盆過ぎからきのこが生え始めてきました。
この日は明け方まで降った雨が上がって、晴れ間がのぞいてきました。
人間には厳しい蒸し暑さも、ジメジメした環境が好きなきのこにとっては嬉しい天候です。

今回は講師として名寄市北国博物館の津野さんにお越しいただきました。

まずはきのこに関する知識を教えていただきます。
スーパーで売っているきのこは100%食べられるものですが、天然のきのこ全体のうち食べられるきのこはわずか0.004%という少なさ!だそうです。
野生のきのこはまだまだ解明が進んでいないものも多くあるそうです。

さて、みくわが丘にはどんなきのこが生えているでしょうか?
早速みんなで探しに行きます。

 

草をかき分けたり、森の中を歩いたりして探したきのこ達は採取してカゴの中に入れていきました。

そして集まったきのこがこちら↓

落葉きのこやらホコリタケやらたくさんの種類のきのこが生えていました。
赤や黄色、茶色、緑… 土から生えているもの、木から生えているもの、プニプニと柔らかいもの、なかなか剥がれない硬いものなど、色も形も個性豊かですね。

きのこは森の枯れた木や落ち葉を分解するという重要な役割を担っているので、なくてはならない存在です。彼らが植物を分解しないと、虫などの生き物が木に住んだりできないし、森にはどんどん枯れた植物が溜まっていってしまいます。

ちなみに、きのこの本体自体は地中にいる菌で普段「きのこ」と呼んでいる部分は人間で言うと髪の毛や爪の部分にあたるそうです。なので、世界で一番大きな生き物はきのこだそうです。
そもそも地上にでてきている「きのこ」は胞子を飛ばすために生えてきているものなので、食べられないきのこでも見つけたらひっくり返して胞子を飛ばしやすくして「胞子活動」をしてください、とのことでした!

 

きのこの世界は奥が深いな、と実感した1日でした。
みなさんも森に入ってきのこを見つけたら、胞子活動にご協力をお願いします!

(ながお)