晴天に恵まれた8月28日金曜日、
森の生活が管理するみくわが丘で下川小学校1年生の森林環境学習を行いました。
身近な自然を体感することで、木の特徴や種類に興味・関心を持ち、地域の自然に対する愛着を育むことを目的に、
みんなで「お気に入りの木」を見つけました。
こども園の頃はほぼ毎月のように遊びのフィールドとしていたみくわの森、
小学校の活動で来るのは久しぶりでワクワクした表情。
到着して間も無く、あたりに飛び回るバッタやチョウやトンボに興味津々でした。
みんなで森に入る前に、下川町で絵本の読み聞かせの活動をしている山崎春日さんに絵本を読んで頂きました。
自然の中に住む生き物たちに囲まれて、にっこり微笑む少女を題材にした「わたしとあそんで」と、
樹齢百年の老木を通して、ありのままの姿で生きることの大切さを伝える「百年たってわらった木」の2冊を読みました。
絵本を通して自然の中には様々な動植物や木々が生きていることを感じ、それぞれの想いに触れて自然に親しみを感じました。
その後は森に入り、レクリエーションをして森には色々な個性を持った木があることをみんなで感じました。
「ツルツルした木は?」「一番背の高い木は?」「笑っていてカッコ良い木は?」と問いかけてみんなに探してもらうと、
それぞれの感性で見つけてきてくれました!
レクリエーションをして木々に親しみを持った後に、「お気に入りの木を見つけよう」をテーマに、
それぞれでお気に入りの木を見つけて、自由にスケッチしました!
木の全体、葉っぱ、木の幹、それぞれを観察して、特徴を捉え、最後にはその「お気に入りの木」に名前をつけてあげました。
それをみんなで見せ合いっこして、森林学習を終えました。
木の観察中にもセミの抜け殻やキノコを見つけたり、「木の根っこの近くは苔が生えている!」「なぜ木の下の方には葉っぱが無いの?」と
色々なことに気がつくことができました。
(しもむら)