町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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11/22 森のあそび「冬のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

名寄市立大学 第2回自然保育実践演習を行いました。

5月11日、前回(4月27日)に引き続き、当団体代表理事の麻生がゲストスピーカーとして名寄市立大学保育実践演習を行いました。

 

第2回となる今回。すべてはこの予告から始まりました。

 

学生たちには何をするのか知らされないまま演習が始まりました。

 

あいにくの雨のため、健康の森でのフィールドワークをやめ、まずは教室で森林の社会的・経済的要素や下川の循環型森林経営・ゼロエミッションについての講義を行いました。

その後、健康の森ではなく、隣の大学公園でシラカバの新芽や雄花・雌花、木の赤ちゃんを観察。身近な公園でも、木々の様々な変化を見ることができました。

 

 

大学に戻ったら、植物のパズルゲームに挑戦です。

各グループのテーブルには健康の森で採ってきた7種類の植物が、花、葉、茎がバラバラになった状態で置いてあります。

各グループから代表一人にバラバラになる前の状態の植物を見てもらい、グループの人に植物の特徴を伝えて正しい組み合わせを当ててもらうというゲームです。

みなさん、グループの人に伝えるため、花の色、葉の形、香り、触り心地など、一生懸命特徴を探します。

 

 

その結果・・・

微妙な違いも見極め、見事正解にたどり着きました!

 

 

この7種類の植物は、フキ、ヤチブキ、イタドリ、ギョウジャニンニク、コゴミ、ヨモギ、エゾエンゴサク。実は、すべて春の山菜です。「みそ大さじ一杯」は、これをおいしく食べるために持ってきてもらいました。

では、味の方も体感してみましょう!

 

 

 

 

「おいしい」「苦い」「草っぽい」など、味の評価は様々でしたが、味噌汁へと料理(?)するグループも現れ、日頃なかなか食べることのない山菜を存分に味わうことができたようです。

 

当初の予定では、森で指定された山菜を見つけるゲームを考えていましたが、雨のため、急遽、このパズルゲームに変更となりました。

しかし、結果的には、学生の皆さんに、より一層五感を使って植物を理解してもらうことができる内容となり、大変よかったです。

 

次回の演習は講師が変わりますが、6月のデイキャンプでまたお世話になる予定です。

さて、今度はどんな予告から始まるのか・・・

 

 

 

藤原 佑輔 (ふじわら ゆうすけ)

北海道札幌市出身。大学卒業後、書店員、公務員勤務を経て、2017年4月に下川に移住。より自然が身近にある暮らしを求めてやってきました。下川町民としてはまだ駆け出しの身。人や自然の新たな魅力を発見する毎日を楽しんでいます。