自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

6/23 ツリーテラスを作ろう!ワークショップ第2弾 デッキ材を張ろう!通り道も考えよう! を開催しました。

6/23 ツリーテラスを作ろうワークショップの第2弾を開催しました。

みくわが丘に作るツリーテラスは、木こりビルダーズさんに製作を依頼しているのですが、みくわが丘をみんなの手で作っていきたいという想いを汲んでいただき、ワークショップという形でみんなが関われる機会を作っていただきました。

前回は丸太をチェンソーで製材して梁を作り、森に運んで木に取り付けるまでをやりました。今回は前回取り付けた梁の上にデッキ材を張る作業をしました。また、ツリーテラスが出来ることで通り道も変わるので、みんなで森の道づくりについても考えました。

講師には木こりビルダースから陣内雄さん、若園拓司さん、足立成亮さんに来ていただき、ツリーテラスのことから森のことや美桑が丘をどのような場にしていくかなどまで、みんなで考える機会を作っていただきながら丁寧に指導していただきました。

 
デッキ班と道づくり班に分かれてそれぞれ作業開始。

 
まずはデッキ班の様子。
大工の若園拓司さんに教わって、材料をカットし釘で打ち付けていきます。
どんどん作業が進む…かと思いきや、一枚一枚ツリーテラスに合わせてデッキ材を斜めにカットし、板が割れないように下穴を開け、5寸釘を打ち付けていくという作業はとても地道なものでした。

まず材を斜めにカットします。

切り口に塗料を塗り、

スペーサーを入れて等間隔に材をセットし、

ドリルで下穴を開けて、

釘を打ちます!

打ちます!

まかないシスターズも打ちます!

ワークショップ参加者全員に釘を打ってもらい、みんなでデッキ材を張ることができました。

子どもたちも興味津々。
まだ作業には参加できなかったけど、出来上がったツリーテラスでたくさん遊んでくれるといいな。

 
ツリーテラスの上から森の中を眺めてみると、道づくり班が黙々と枝拾いをしていました。
どうやら、森の中にある素材を使って道を作ることにしたようです。

 

道づくりは、足立成亮さんと陣内雄さんと一緒に、まずは美桑が丘をどういう森にしていきたいかみんなで考えるところから始まりました。

みんなにとって美桑が丘はどういう場所?
公園なのかな、森なのかな?

うーん、こういう風に入れる森がないので美桑が丘は身近で貴重な森。
でも、人が入ることで森が痛むの?
どうやって守ればいいかわからない…

守るべきところと、みんなが使っていくところ、この2つをしっかり分けたほうがいいかもね。

今回は、森の中の素材を使って、優しい境界を作り、守るべきところとみんなが使っていくところを分かるようにしました。

勝手がわかってくると、みんな黙々を作業を進めていきます。
黙々と作業しているけれど、なんだかみんな楽しそう。

道づくりはこの日だけでは終わりませんでしたが、この後も日々、美桑が丘の森のことをみんなで考えながら進めていきたいと思います。

 
美桑が丘のワークショップでこだわっていることのひとつが、みんなで同じ釜の飯を食べること。今回のメニューはドライカレーと地元の野菜や卵の付け合わせ。
まかないシスターズにはいつも感謝です。



おいしものを食べると元気が出るし、食べながらおしゃべりして交流が深まるからか、午後からの作業も良い感じで進みました。

第1弾、第2弾のワークショップを通じてたくさんの方に関わっていただいてツリーテラスを完成させることができました。

お昼になるとワークショップに参加していた人がお弁当を持って訪れたり、森ジャムというイベント会場でステージやくつろぎの場として使われたり、スタッフがランチをしたり…、ツリーテラスができたことで、みんなが森の中に入っていく機会が増えているのを感じます。
たくさんの人に知ってもらい、森の中で過ごす気持ち良さを味わってもらいたいと思っています。
ぜひ、いらしてくださいね。

成田 菜穂子 (なりた なおこ)

美桑が丘も担当するようになって3年目。みんなが活動しやすくなるような場づくりを考えて、必要なものを自分たちで作っていく仕事は大変さもありますが、とても楽しくやらせてもらってます。これまでに、薪小屋、東屋、バイオトイレなど作ってきました。ツリーテラスも作れることになって嬉しい!