町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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11/22 森のあそび「冬のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

5/13『君の根は。~大地再生に挑む人々~』 映画上映 & ちょこっと座談会を開催しました!

暮らしデザインLab.事業の活動として、『君の根は。~大地再生に挑む人々~』の映画上映と座談会を開催しました。


 
暮らしデザインLab.事業は、昨年度から取り組みを始めた事業で、これまでの「地域間交流施設 森のなかヨックル 管理運営事業」 を「暮らしデザインLab.事業」に変更し、事業内容も宿泊事業だけでなく地域づくりにも取り組む内容に変更して、下川での暮らしを持続可能にしていくために学びと体験の場をつくることを目標として活動しています。
下川町で今後も事業を継続していくためには、地域や地球環境が持続可能であることが大前提であると考え、宿泊事業をしながら環境全体を考えた地域づくりにも取り組んでいきたいと思っています。

 
今回上映した映画は、「リジェネラティブ」という大地再生をテーマとした内容で、たくさんの方が興味を持って参加してくださいました。
上映後の座談会では、トークゲストに下川町議会議員で、それぞれに農業に携わっている中田豪之助さんと奥崎裕子さんをお招きして、映画の感想や今後の地域での取り組みなどについてお話を伺いました。

 

参加者アンケートにもたくさんご回答いただいたのでご紹介します!

 
【映画を観ての感想】

不耕起、今年こそチャレンジします!
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ここ数年の豪雨災害などの異常気象は、大気中に水分が多すぎることが原因だというのを知って、目からウロコが落ちる思いでした。土が水を吸うためには炭素が必要?…の辺りはメカニズムがよく分かりませんが、とにかく繋がってるんですね。
あと、昆布で生分解プラスチックが作れるというのも知りませんでした。すごいですね!プラスチックは何だかんだ言っても便利なので、人類はそれを本当に手放せるのか??とか思ってしまっていますが、昆布でできるなら、いいですね!
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最後に、脱炭素社会と言っても自分に一体何ができるのか?という話がありました。世界の見方を変えればいいんですね。勉強になりました!
ありがとうございました。
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世の中にこんなにも大地の再生に真剣に取り組まれている方々がいたのかと、観ていて心が熱くなりました。出来ることがもっとあったと気付かされる素晴らしいドキュメンタリー映画です。
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農業は、身近な様でいて何も知らなかったなと思い知った気持ちです。新しい言葉や考え方がいっぱいでした。
もっと全体性をみていな必要があるよなということ。映画の最後には、ホリスティックな農業がスパイラルになって大きくなっていく希望を感じました!
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世界各地で慣行農法を脱して疲弊した環境や自然を回復しながらやっていける農業を模索し始めていることが分かって嬉しかった。やがてこれが全世界で本流になって欲しいし、日本の農業もこの流れに乗ってほしい。とりあえず自分にできることとして、プランターでも何でもいいから種を蒔きます。
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大規模農業大国アメリカだからこそ土地がやせこける問題にどう取り組んでいるのか気になっていたけど、牛を使っての再生には初めて聞いたのでおどろきました。
もっとくわしく調べてみたいと思いました。
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アメリカの農業で環境に配慮した農業を行なっているのは初めて知りました。
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もう1回見たいです。
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とても励まされました。
海のリジェネラティブ漁業とケニアの取り組みは知らなかったので観に来てよかったです。
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私は40年間無農薬野菜、米と玉子を食べています。現在76才です。玉子も40年前は1コ40円でした。今は1コ57円です。これからも続けていきます。
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大変良い映画をありがとうございました。
小さな自分の野菜畑に参考にさせていただきます。
化学肥料はほとんど使用していません。
雨水をもっと使いたいと思います。
前半疲れでよく見れず残念に思います。
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上映会の機会をありがとうございました。大変有意義に思えました。
映画中「少し誇張されているのでは?」と思える部分もありましたが、理論としては決して違っていなく、唯一の再生法だと思います。
日本も自給率が40%を割り、映画のような大きな農家が増え、古来の日本型の農業が危機的状況になっていると思う。種子法の廃止や近年の自民党政治は「食の安全」をまったく考慮していない政策になってしまったと思います。今原点に戻って、アフガニスタンでの中村哲医師のような活動が求められていると思います。
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大地を育てるという考え方、
町民全体で共有出来ないだろうか?
全員がこの映画を見る機会をつくれないだろうか?
変なSDGsよりもステキな町造りに!!
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地球の自然
人間の命
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大地(土)が基本!!
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いろんな取り組みが世界中であるんだと思いました。
日本でももっと広がるといいなぁ
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大変勉強になりました。
大地再生に興味を持ちました。
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【今後、地域で取り組めそうなことの意見やアイデアがあれば】

勉強会を続ける、広げる。
実践してくれる人を協力隊として呼ぶ。
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この映画の要素のいくつかを、ゼロカーボンのアイディアを考えて発表するであろう小6年、中3年に伝えられたらいいなと思いました。
不耕作でちょっとだけ実験してみようかな。ディスカッションの時に言っていた様に、こんなことやってみたよという交流がこの映画を見た人たちなどとも共有できても面白いかなと思います。
ヨックルガーデンに今年は色々学びに行きたいです!
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ヨックルで取り組んでいる菌ちゃん農法を誰でも参加できるようにしたり、カバークロップ農法や不耕起や自然農にトライできる環境を作る。疲弊した土壌を回復することにもトライしていけたらいいな。
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・農地に炭素をためることは、温暖化対策に役立つ
・コンブを食べて牛のゲップ(メタン)を60%減らす
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自然農業
自然漁業
 ↓
食物を食べる!!
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「ちょっと、少し身近なところに植えてみる」
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持続可能再生のための活動に共感と敬意を表します。
ありがとうございました。
映画中「しなやかな力(チカラ)」が印象的に思えた。
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【その他、何かあればご自由に】

やる気にさせる映画でした。
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小さな子どもがいて、これまで下川町に住みながらもこうした素晴らしい自主上映映画を観る機会を逃しながら、今回念願叶って初めて観させていただきました。過去にメノビレッジのレイモンドさんや、大地の再生の矢野さんの講座に参加した事もあるのですが、まだまだ世界中に、こうした気候変動や環境破壊に対して大地の再生に真剣に取り組まれている方々がほかにもたくさん居られるのだと言う事実を知れて、これまで少しだけ未来に失望していた自分でしたがそれは浅はかで、まだまだ出来ることがあり、行動あるのみだと改めて実感させてもらうことが出来ました。こう言った自主上映と言う形で気づきの場を提供されているすまっこシネマさん、森の生活成田さん、素晴らしい取り組みをこの下川町で行ってくださっていることに感謝します。ありがとうございました。
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いつも貴重な機会ありがとうございます!
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またきたいです。
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市民農園を借りていますが(名寄市)エンンバやクローバーなどうねにカバークロップをうえています。通年で借りられないのでなかなか悩ましいですが、少しでもリジェネラティブに近づけられたらと思ってやっています。
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大事なこと、経済性、知識として理解できるか、
動き出すこと、誰でもできることから、少しずつ動いていきたいなぁ
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多様性を気にするようにします!
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たくさんの方に来ていただき、色々な意見を伺うことができて、上映会をやってとてもよかったなと思っています。
今回の上映会は、下川で月に1回ドキュメンタリー映画の上映会を開催している、下川りくらしネットのすまっこシネマ部会さんにご協力いただいて実現しました。
今後も、色々な人と繋がりながら活動の輪を広げていきたいと思います!

(成田)

 

※映画の情報はこちらをご覧ください。
『君の根は。~大地再生に挑む人々~』 日本語版HP
https://www.yukkurido.com/towhichwebelong