8月7日は、2017年度もりさんぽ・第3回目「夜のみくわの森で昆虫探し」を開催しました!
肌寒い風が吹く夜。はたして、昆虫たちを捕まえることができるのか・・・
まずは、日没間際のみくわの森をみんなでもりさんぽ♪
まだ明るいうちにコースや森の様子をゆっくり見て回りました。
その後、子どもたちには、図鑑を使って事前にこちらで用意した甲虫や蝶、バッタなどの名前を調べる、「同定」に挑戦してもらいました。
じっくり観察して特徴を見つけ、「ミヤマクワガタ」「ノコギリカミキリ」「クロヒカゲ」と同定することができました。
それでは、いよいよすっかり暗くなった夜のみくわのもりさんぽへ出発です!
木の幹や地面をライトで照らしながら進みますが、なかなか虫に出会えません。
期待のブラックライトトラップも周辺の風が強く、うまく虫たちを誘引できませんでした。
今日はもう無理かとあきらめかけたその時・・・
5mほどの高さの幹に黒い何かを発見!!ガイドの大西が木に登ると、木が揺れてその何かが落下。すると、下にいた男の服に見事にくっついていました!
なんと、子どもたちが待ち望んでいたクワガタのオスでした!
これを機にみんなの観察力が一気に開花し、最終的にはカブトムシやミヤマクワガタ、コクワガタなど、たくさんの昆虫を捕まえることができました。北海道では外来種のカブトムシですが、そのフォルムと輝きのためか、やはり大人気でした。
捕まえた虫は、子どもたちで分けて持ち帰りました。大事に育ててあげてね。
次回は、9月16日(土)に「くるみ染め」を行います。
皆さんどうぞお気軽にご参加ください♪
藤原 佑輔 (ふじわら ゆうすけ)
北海道札幌市出身。大学卒業後、書店員、公務員勤務を経て、2017年4月に下川に移住。より自然が身近にある暮らしを求めてやってきました。下川町民としてはまだ駆け出しの身。人や自然の新たな魅力を発見する毎日を楽しんでいます。