森のなかヨックルの指定管理者が「NPO法人森の生活」から「一般社団法人ふとひらく」に変更になりました。
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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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キッズスクール〜2024年度の活動まとめ〜

下川町では、小学生児童を対象に、放課後の時間に「キッズスクール」としてさまざまな体験の機会をつくっています。 目的 ・子...

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森の生活だより

6/7 小学校5年生の森林環境教育を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施しています(プログラムは森林環境教育LEAFを参考に作成しています)。
昨年度のまとめはこちら

 

小学校5年生は「木材の活用方法について学ぼう」というテーマです。

 

事前学習

4年生のときに学んだ循環型森林経営や森・川・海のつながりをふりかえり、森の大切さを改めて意識したところで身の回りの木製品はどのようにして、自分たちの手元に届くかを考えてもらいました。

森で伐られた木は、どういう流れで自分たちの手元に届くのかな?

みんなで想像してみました。

 

現地学習

実際に森で木を伐るところから、製材工場、製品工場を見学し、それぞれの現場ではどんなことをしているかを学びました。

 

森では木こりの方がチェーンソーを使って木を伐っています。どんなことに気を付けて木を伐っているか、また、森づくりについても教えていただきました。

 

製材工場では丸太がどんどん機械に吸い込まれていって、出てきたときには板になっています。

その板を乾燥させたり、加工したりして出荷しているそうです。

 

製品工場では作るものに合わせて板から形を切り出して、削ったり、やすりをかけたりして製品ができあがるまでの流れを教えていただきました。

 

みんなが学校で使っている机や椅子も、こうやって色々な人の手を介してできあがっているんですね。

森で伐られた木が製品となって自分たちの手元に届くまでを、下川町内で全部やることができるのはとてもすごいことだと思います。

どの工程もそれぞれに職人技が見られ、こだわりや思いが詰まっています。

木製品を使うときにはそうした人たちの思いを感じながら、大切に使ってほしいと思います。

(ながお)