自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

10/3 もりさんぽ 草木染めを開催しました!

年7回の森を楽しむイベント、もりさんぽ。
今回は「草木染め」です。
(9月開催の予定でしたが、緊急事態宣言により10月に延期になりました。)
それでは早速当日の様子をお伝えします。

まずは染料の準備からです。
今回の素材はくるみとキハダを用意しました。

キハダは樹皮から黄色い部分を取り出して細かく裂いていきます。

くるみは青い実の果皮の部分を使います。
今回は日程が延期になったため、事前に青いくるみを拾って冷凍しておいたものを使います。

それぞれを鍋に入れてグツグツと煮出して染め液を作ります。

煮出している間に、手ぬぐいとガーゼハンカチに模様をつけるための準備をしていきます。
模様をつけるために使うのは、板や瓶のふた、輪ゴムやひもです。

布をぎゅっと縛り付けて、繊維の間に染め液が入らないようにします。
どんな模様になるか考えながら、思い思いに縛ったり結んだりしています。

 

染め液は煮出したら一度濾して素材と液に分けます。
液だけ鍋に戻して染め液の完成です。


今回は手ぬぐいとガーゼハンカチの2枚があるので、キハダとくるみそれぞれに染めることができます。
それぞれ好みの液に染めたいものを入れて20分程度煮ます。

一度取り出し、ミョウバンを溶かした媒染液の中に沈めます。

媒染液から取り出し軽く絞ったら、再度染め液の中に入れます。
10分ほど煮て取り出したら水洗いをします。

水気を絞ったら、模様つけのための板やひもを外して完成です。
広げてみると・・・

それぞれに個性的な模様がついています。

広げてみるたびに「わぁ〜!」「きれい!」「すごいねー!」という歓声が会場のあちこちから聞こえてきて、見せ合いっこしたり写真を撮ったり、盛り上がっています。

最後はみんなで記念撮影をしました。

どれも唯一無二の素敵な作品ですね。皆さんの笑顔から楽しかった様子が伺えます。

草木染めは身近な植物で染められるので、自宅でもぜひ気軽に挑戦していただいて、身近に森を感じていただけると嬉しいです。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

 

最後に宣伝になりますが、今回残った染め液で布と糸を染めました。
この染めた布と糸を使って、2月のもりさんぽ「森の恵みとアイヌの暮らし〜アイヌ刺繍をしよう〜」を開催します。
詳細は後日お知らせします。どうぞお楽しみに!

(ながお)