年7回、季節ごとの森を楽しむイベント「もりさんぽ」
5月のもりさんぽは、「森ヨガ」を開催しました。
講師をしてくださったのは、下川在住、呼吸ヨガ®︎インストラクターの多田はるひさん。
はじめに1人ずつ自己紹介をしてから、ヨガマットを持って森の中へ。
今回は、みくわが丘ツリーテラスの少し奥の広場でヨガを行います。
放牧中のどさんこ馬、はなちゃんも一緒です。
広場に着いたら、好きな場所にヨガマットを敷いていきます。
少し傾斜のある場所でしたが、ここかな?そこがいいかな?と迷いながらも、みなさんお気に入りの場所が見つかったようです。
まずは、足踏みをしたり、腕をだらんだらんと振ったりして、今の自分の体の調子を探ります。
指どうしを絡ませて、びよーんと上に伸びます。
なんだか木になったような気分。
次は自分が楽だなと感じる姿勢で、目を閉じ、自分の呼吸に集中してみます。
足の裏どうしをくっつけて、片手を足首に、もう片方の手は斜め上へ。体側を伸ばします。
普段と違う姿勢で呼吸をするのはなんだか新鮮な感じ。
とっても気持ちがよいです。
背骨ひとつひとつを意識しながら、背中を丸めておへそを見たり、胸を反らせて空を見上げたり、という動きを繰り返していきます。
鎖骨のあたりをとんとんと優しく叩いて、赤ちゃんを寝かしつけるように自分をリラックスさせます。
親指で眉間の下あたりを軽く押します。押すというよりは、頭の重さに任せる感じなのだそう。
次は、今回見守ってくれたはなちゃんにちなんで馬のポーズ。今回行ったのは、本来の馬のポーズを初心者向けにアレンジしたものだそうです。
片足を前に出して、もう片方の足の膝を着き、バランスをとってみます。目を瞑ると難易度が増しますね。
次はチャイルドポーズ。肩甲骨まわりを解放しつつ、視覚や聴覚をシャットダウンして自分の世界に入り込めるこのポーズ。ダンゴムシみたいでかわいいです。
片ひざをついて、もう片方の足は横へ伸ばします。そのまま片手を斜め上へ。体側を伸ばします。
仰向けに寝ころがり、小鳥たちの鳴き声と、はなちゃんが笹を喰む音を聞きながら、目を瞑り、自分の呼吸に意識を向けます。
地面に寝転がって見る景色はこんな感じ。
木々たちが織りなすシルエットの美しさに思わず息を飲みました。
自分と向き合い、自分を見つめる時間、とても大切ですね。
最後にもう一度足踏みをして、ヨガをする前と後で体にどんな変化があったかを感じてみます。なんだかすっきり。でも少し疲れたり。
ヨガを終えたあとは、麓に降りて、書く瞑想とも言われる「ジャーナリング」を行います。
人によっては耳馴染みのないこのワード。
なんだっけ?ジャーリング?ジャーナリング?となっている方が何人かいらっしゃって、とても微笑ましかったです。
ちなみに「ジャーリング(jarring)」だと、「耳障りな」「神経に触る」という意味になるそうです。真逆ですね。
こちらで用意したメモパッドやレターセットから好きなものを選び、頭に思い浮かんだことをひたすら書いていきます。こうすることで、自分の思考が可視化され、整理しやすくなるそう。
今回は、アロマセラピーと漢方茶のお店である二十日(はつか)さんに、森ヨガ限定のオリジナルブレンドティーを作っていただきました。
漢方茶を飲みながら、黙々と自分の思考に向き合います。
自分の悩みごとにさよならを言って、紙を燃やします。ちょっとすっきりしたような。もちろん持って帰ってもOKです。
さあ、最後はみんなで写真撮影!
ヨガとジャーナリングでリフレッシュできたのか、みなさん表情が明るいですね。
今回の森ヨガは、普段のもりさんぽに比べ少なめの人数での開催だったため、心地よい間隔をとりながら、ゆったりとヨガを楽しんでいただけたのではないでしょうか。
お越しいただいたみなさま、そして講師の多田はるひさん、ありがとうございました!
(もりさんぽサポーター みーちゃん)