自然を楽しむことはもちろん、木材やエッセンシャルオイルなどが生まれた森のなかで、それらが実際に生まれる過程を体験してみませんか。

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町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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4/19 森のあそび「春のさんぽ」を実施しました!

森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施し...

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森の生活だより

木工作家さんとマイはしづくり

9月8日は小学6年生の森林環境教育。札幌に工房と店舗を構えるチエモク株式会社の木工作家・三島千枝さんを講師にお招きし、「マイはしづくり」を行いました。

樹種ごとに異なる木目や色・硬さ・重さなどの木材の特徴や、職人さんの技術、下川産材へのこだわりについて、木の実験教室や木工実演を交えて教えていただきました。

 

 

目の前で四角い木の棒からキノコやどんぐりのストラップができあがる様子に子どもたちはすっかり夢中になっていました。華麗な職人技を目の当たりにし、「ぼくも木工職人になりたい」と言う子も。

 

 

今度は、いよいよ自分たちの番です!

四角い白樺の棒にやすりをかけ、自分好みの形に仕上げていきます。曲がっていないか、2本とも太さが揃っているか、様々な角度からチェックしながら磨いていきます。

 

 

最後にバーニングペンで名前やイラストを描き、くるみで塗装をしてマイお箸の完成です!

 

今回の授業では、木材の性質や職人の技術を学びました。さらに、人気のある成長の遅い貴重な木を使い切って森をなくすのではなく木材としての特性を活かして様々な木を使用したいと思っていること、植樹から伐採まで考えられている下川の循環型森林経営に魅力を感じているので下川の木を使用していることなど、木工作家としてのこだわりの想いも伺うことができました。

 

 

そして、11日の事後学習では、下川町が循環型森林経営を行うために必要なことを自分たちで考えました。植える、育てる、切る、加工する、買う、使う、広めるなど、様々な視点からの意見が挙がりました。これからも子どもたちが何かしらの形で下川の循環型森林経営に関わってくれることを期待しています。ご飯を食べる時、お箸を見て思い出してね。

 

 

 

藤原 佑輔 (ふじわら ゆうすけ)

北海道札幌市出身。大学卒業後、書店員、公務員勤務を経て、2017年4月に下川に移住。より自然が身近にある暮らしを求めてやってきました。下川町民としてはまだ駆け出しの身。人や自然の新たな魅力を発見する毎日を楽しんでいます。