定期イベント「もりさんぽ」では、年7回季節ごとの森を散歩し、その楽しみ方をご案内しています。
今年度最後のもりさんぽは「小さな家の置き物づくり」を開催しました。
みくわが丘の森を散策して、木を間伐。その間伐材を使って小さな家の置き物を作っていきます。
まずはみくわが丘の森の散策からです。
前日に降ったフカフカな雪の上を歩いて、さくら広場まで進んだら何かがぴょんぴょんと飛び跳ねています。
そーっと近づいてみると、何とネズミです!
雪の中に潜り込んだところを、少し失礼して掘り起こしました。
しかし、相手も必死です。捕まえたと思ったら逃げ、を繰り返しやっと捕まえられました。
カゴの中に入れて、しばし観察。
クリッとしたまん丸な目がかわいいですね。
観察したあとはみくわの森に帰っていきました。
あとで調べたら、エゾヤチネズミかアカネズミだということが判明しました。
尻尾の跡もハッキリ残っているネズミの足跡
※ネズミに齧られるので触る時は手袋を必ず着用しましょう。菌を持っていることがあるので、不用意には捕まえないことをお勧めします。
散策後は、白樺と松の木を間伐しました。
みんなで少しずつノコを入れて、協力して倒しました。
そのままだと持ち運べないので、ある程度の長さに切ってから木工芸センターに移動しました。
さて、いよいよ置き物づくりのスタートです。作りたい家の長さに木を切ったら、ナタや斧で家の形に仕上げていきます。
バーニングペンで窓を書いたり、ノコで切れ目を入れてカードスタンドにしたり、とても簡単にできるので、小さな家がたくさん出来上がりました。
みなさん「楽しい!」と笑顔で作業をしていました。
お家で飾っていただけると嬉しいです。
今年度のもりさんぽは今回で終了です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
(ながお)