町まで歩いて10分、みくわヶ丘の森まで5分。キッチンで自炊ができ、色々な設備も整っている独立したコテージなので、1泊でも長期でも、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。

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顔の見える「野菜」があるように、顔の見える「木材」があってもいい。
顔の見える範囲で、有効活用されていなかった下川産広葉樹の活用に取り組んでいます。「しもかわ広葉樹」の産地直売所として、乾燥済み木材と、オーダーメイド天板をお届けしています。

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下川町の森林環境教育〜2023年度の活動まとめ〜

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森の生活だより

10/31 グリーンウッドワークWSを開催しました!

今回は「旅するグリーンウッドワーク」と題して、道内を旅しながらグリーンウッドワークのWSを開催している草刈万里子さんを講師にお迎えし、みくわが丘で間伐した白樺を使ってスプーンやバターナイフを作りました。

グリーンウッド=生木のことで、生木を削ってものを作ることをグリーンウッドワークと言います。

ワークショップの前に材料の準備。

みくわが丘の森から今回使う木を選びます。

細めの白樺を倒して、使いやすい長さに切りました。

 

参加者の皆さんが集まって、いよいよワークショップの始まり。

まずは、ナイフワークの練習からです。

グリーンウッドワークでは機械は使わずに、手作業でものを作っていきます。

一口にナイフで削ると言っても、何種類かの削り方があります。怪我をしないように真剣に練習をします。

そのあとは、草刈さんが材料の木をマンリキを使って割るところを実演。

あっという間に割れました!

 

それぞれ、好きな木を選んで、スプーンかバターナイフのどちらを作るかを選択し、作業開始。

まずはスプーンの匙面やバターナイフの面を作っていきます。ナイフで削るときは、みんな夢中になって黙々と作業していました。

面ができたら、スプーンやバターナイフの形を下書きします。

そして更にナイフで持ち手の部分や余分なところを削っていきます。

スプーンの匙面は削り馬とノミを使って草刈さんに削っていただきました。

黙々と作業は続きます。

わからないところや難しいところは草刈さんが丁寧に教えてくれました。

1時間以上削り続けて、やっと形ができました。

このあとはそれぞれ家に持ち帰って、3日ほど乾燥させてからヤスリをかけ、オイルを塗ったら完成です。

 

それぞれ、個性が溢れる素敵な作品が出来上がりました。持ち手の部分に樹皮が残っているのがおしゃれですね♪

 

ナイフで黙々と削る時間がとても楽しく、あっという間に過ぎていきました。参加者の皆さんも「楽しかった」とおっしゃっていました。個人的に削り馬や他の道具も一通り欲しくなったので、これから揃えていこうと密かに計画しています。

これを機に下川でもグリーンウッドワークが広がっていったらいいな、と思いました。

講師の草刈さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

(ながお)