8月1日〜3日の3日間、下川町の子どもたち(下川小学校6年生6名)が神奈川県横浜市戸塚区を訪れ、現地の子どもたちと交流しながら下川とは異なる街や自然に触れました。
横浜市戸塚区と下川町では、幅広い経験と視野を持った大人になって欲しいという願いのもと交流を行っています。森の生活は下川町から委託を受けてこの事業の企画・運営を行っています。
今回は、戸塚区の企業見学や果物狩り、里山散策、花火遊び、地元の子どもたちとの交流など、3日間でたくさんの体験をすることができました。
当日の様子は以下をご覧ください。
ファンケル総合研究所で無添加にこだわった化粧品作りの仕事や氷蓄熱冷房システムを見学。たくさんの機械を間近で見ることができ、徹底した安全・安心へのこだわりや環境への配慮を学ぶことができました。
昼食会の後、地元の子どもたちと一緒にカレーライス作り。おいしくできました。
猛暑のため、徒歩からバスに変えて果樹園へ。
もぎ方を教わり、甘くてみずみずしい「多摩」という品種の梨をたくさん採りました。
線路沿いにある肥田牧場さんを見学。
ゴーヤのグリーンカーテンの中では28頭のホルスタインがくつろいでいました。その牛のミルクでできたジェラートもまた格別でした。
石油を使っていないインクやFSC認証紙を使用し、SDGsにも取り組む大川印刷さんを見学。崎陽軒のシウマイ弁当の包装紙も印刷しています。また、秋には自社の消費エネルギーを100%再生エネルギーにする予定とのこと。
舞岡公園は豊かな自然と人の暮らしの循環を体感できる里山でした。
下川では見たことがない生き物にも会えました。
テレビ番組のロケなどでも使われているという住宅地に囲まれた秋葉台公園で花火大会。遠くには高層マンションも見えました。
そして、最後はふりかえりの会をしてお別れしました。
短い時間でも仲良くなれたようで、女の子たちは連絡先の交換もしたようです。
来年1月には横浜の子どもたちが下川にやってきます。
下川では、森を生かしたまちづくりや雪に囲まれた暮らしについて、楽しみながらみんなでたくさん学んでもらいたいと思います。
藤原 佑輔 (ふじわら ゆうすけ)
北海道札幌市出身。大学卒業後、書店員、公務員勤務を経て、2017年4月に下川に移住。より自然が身近にある暮らしを求めてやってきました。下川町民としてはまだ駆け出しの身。人や自然の新たな魅力を発見する毎日を楽しんでいます。