とある楽器の材料を求めて、千歳からお客様がいらっしゃいました。
メインで使う材料はアカエゾマツ。
一部にイタヤカエデやエンジュという広葉樹を使われるということで、丸太が積まれている現場にお連れしました。
とても貴重な材料が、うまく流通に乗らないという理由だけでチップにされてしまうのはもったいなく・・・
こうして、使い手の方と木材のご縁を結べるのは、大変ありがたいことです。
アカエゾマツの乾燥も、協力させていただいています。
下川産の材料が使われるその楽器とは・・・
ウクレレです!
下川で製材されたアカエゾマツを使った、オール北海道産のウクレレ。
札幌・旭川はもとより、東京、大阪、そしてなんと本場ハワイでも、販売されています。
そんなEzo’s Ukuleleを制作する株式会社クワイアンさんは、東京で5月20-21日開催のTOKYOハンドクラフトギターフェスにも参加予定だそうです。
北海道の風雪に何十年も耐えた木の音色、聴いてみたくなりませんか?

愛知県名古屋市出身。大学時代に訪れた北海道の農山村に魅せられ、気づけば下川に流れ着いていました。下川は個性豊かな人々が多くとても面白い町です。のんびり田舎暮らしはどこへやら…な日々ですが、たまの休日は山菜採ったり渓流釣りしたり、ときどき狩猟したり、森の生活を満喫しています。代表です。