森の生活では、幼・小・中・高校ごとに15年一貫の森林環境教育を、教育委員会や学校・保育施設と連携して2009年から実施しています(プログラムは森林環境教育LEAFを参考に作成しています)。
昨年度のまとめはこちら。
高校3年間を通じた森林環境教育の目標は、「持続可能な地域経済のあり方について、地域資源の活用や、SDGs・ESGの観点を踏まえつつ、探究し、提案することができる」
1年生は毎年、士別翔雲高校とのキャンパス交流として実施しています。
下川町の地域資源である森林を体験し、森林を活用したビジネスを知ること、両校の生徒たちが交流することを目的としたプログラムです。
まずは毎年恒例、下川町と上川北部森林管理署が共催する「第16回 下川町林業体験バスツアー(育樹祭)」へ参加。

一般の参加者の方とともに、国有林のアカエゾマツの枝打ちを体験しました。
枝打ち は、木の幹から1cmほどのところで枝をきり落としていく作業。
木材の商品価値を高め、林内の見通しや作業の効率を高めるための大切な作業です。

作業の指導をしてくださった森林管理署の職員さんも驚くほどのスピードで、あっという間に予定していた面積が終わりました。
終了後に町長と記念撮影。

このあとは下川商業高校に移動し、下川町の森林を活かしたビジネスについて説明しました。
午後は交流を重視して、両校の生徒さんが混ざったグループで「森の万華鏡づくり」を実施。
自然素材を使って、自分だけのオリジナル万華鏡をつくります。

まずは万華鏡の要となる材料を探しに、高校のグラウンドへ!

いろいろな色、形のものを選んで集めていきます。
10月に入り気温も低くなってきたので素材が集まるか心配していましたが、よく見て探せば案外見つかるものですね。


この万華鏡のいいところのひとつは、普段気にもとめていない、価値のなさそうないわゆる雑草や花が、少し手を加えるだけで価値のある万華鏡に変わること。
生徒さんたちが学ぶビジネスにもつながる、大切な視点だと思います。

万華鏡のケースと鏡を準備したら、試験管に先ほどとってきた素材を入れて、作っていきます。
何をどんな配分で入れるか、この色を入れたい!というこだわりも人それぞれです。


作業が終わったら、いよいよ万華鏡の出来栄えをチェック!
試験管にはグリセリンが入っていて中の素材が動くので、試験管をまわしたり、斜めにしたりすることで見え方が変わってきます。

実際に見てみるまで、どんな風に見えるのか作った本人にもわからない、これもこの万華鏡の楽しみのひとつですね。

「万華鏡ってこうやって作るんだ!」という驚きの声もあがっていました。
他の人の万華鏡も交換して見たあと、最後に今日一日の感想をグループ内で共有して、キャンパス交流を終了しました。
高校生の元気な姿と活躍は、地域に大きな力を与えてくれます。
そんな高校生たちの経験や学びにプラスになるように、私たちも関わっていければと思います!
(たなか)








